病理検査
◎「病理検査」とは、患者さんから採取された組織や細胞を顕微鏡で観察し、腫瘍や炎症などを診断する検査です。
組織や細胞の形態を観察し、診断の確定・病気、予後の推定、治療効果の判定を行う検査です。
◎病理診断は、病理医といわれる医師が行い、私たち検査技師は正しい診断を得るために、より良い標本作りを心がけています。
病理検査は、組織の採取→ホルマリン水溶液固定→受付→標本作成→病理医による診断→報告、という流れで行われ「標本作成」に数日を要するので、報告書が出るまでには通常5日から1週間ほど掛かってしまいます。但し迅速検査など至急時の対応は随時させて頂いています。通常の内視鏡検体であれば検体受付の翌日に結果報告させて頂くことも可能です。少しでも早く結果をお知りになりたいと思いますが、ご理解下さいますようお願いいたします。
その役割は
病理医の役割
- 精確、迅速な病理診断
- 病院機構内の相互監視の一役
- 学術的貢献・症例の検討・研究
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